リコー、キヤノンなど国内精密プリンター、カメラ産業大手が、ついに3Dプリンター事業に本格参入します。
プリンター事業で成功している技術より、複雑な部品の量産分野でも開発、研究する予定です。
3Dプリンターは欧米を中心とした海外では大学、工業、医学分野でも広く浸透しており、
日本では去年より3Dプリンターの本格的資本投入が開始しています。
3Dプリンターの導入により、金型や造形物などの製造工程の大幅な簡素化やコスト低減ができます。
3Dプリンターはすでにヤマダ電機や、アマゾン、楽天などでも広く市場に出回っており、3Dプリンターデータのアクセサリーや日用品、
義手などのダウンロードも本格的、国内外で一般に浸透しています。
しかし、その3Dプリンター自体は欧米の製品が多く、昨年特許が切れたことにより、その価格はデスクトップのもので、
2万から大型のものでも輸入で3万円台で購入できます。
今回、国内大手のキヤノンやリコーがこの3Dプリンターの国内製品の製造に参入したことにより、日本製のより本格的で精密な3Dプリンターが期待されます。
米では地方大学が所有する3Dプリンターで、地域の障害を持つ子供に義手を大学が作成し、
安く提供したり、バードネスト設置プロジェクトでヨーロッパでは地域に鳥を呼び戻すなど、
地域活動の活性化にも十分な力を発揮する意外に利用できる3Dプリンターですが、
学術的本格利用や、大企業での専門的な造形物や金型の作成に対応する、大型で専門技術的な物も今後国内生産される方向性が見えてきました。
3Dプリンターでは日本でも逮捕者がでる事件があり、拳銃など危険物の作成などのニュースがありましたが、
造形の可能性とその利用素材の多様性は計り知れず、造形では人工細胞や筋肉、血液、骨など、また衣料や靴、日用品や食料の作成も可能です。
素材は金属から木材、樹脂、陶器など、広く利用でき、そういった広い可能性のなかでオンラインのリアルタイムによる3Dデータダウンロード、
同時の3Dプリントアウトといったいわばインスタント的な物流ともいえない商品の販売形態の革命が今広く世界で行われています。
今後の3Dプリンターの製造、進化に期待ができます。
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