アルプスの氷河で25年前に発見された約5000年前の男性のミイラ「エッツィー(Oetzi)」(通称アイスマン、Iceman)の等身大の複製が、3Dプリンターで作製された。
エッツィーが保管されている、イタリア北部ボルツァーノの南チロル考古学博物館によると、既存のCTスキャンデータを基に樹脂で複製を作り、米国人アーティストのゲーリー・スターブ氏が数か月かけてそれに彫刻と塗装を施した。復元については、「CTスキャンで読み取れなかった手の復元が難しかった」とのこと。
複製は3体作られ、1体は北米で巡回展示、残りの2体は、教材として使用される予定です。
エッツィーは弓矢で射られて死んだと考えられていて、推定年齢は45歳。身長160センチ、体重50キロ、目は茶色で、乳糖不耐症の因子を持ち牛乳が苦手だった可能性が高いという。
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