現在、東京藝術大学大学美術館陳列館では「マテリアルライジング展Ⅱ 情報と物質とそのあいだ」という展示会が実施されました。
ここで巨大3Dプリンターが出展されいました。
今回発表された3Dプリンターは高さが4mで、開発にはソフト部分をtakram design engineeringのデザイン・エンジニアの櫻井稔氏、3Dプリンタなどのハード部分をRepRap Community Japan代表兼合同会社Genkeiの加藤大直氏が主に担当しています。
最大造形サイズは2×1×1mで、今回の展示では、気象データから造形データを自動生成したり、気温は直径、湿度は厚み、気圧は高さ、
そして風速と風向きで形状を変形させ、高さ1m~2mのつぼを制作いたしました。
大型のプリンターは、店舗での陳列は難しく、こうした展示会により大学の美術館にて3Dプリンターが展示されるということで、
学生や社会人、一般に大型の3Dプリンターがどのようなものか、理解を深めることになります。
今年、海外では既に3万円台の大型3Dプリンターが販売されており、こうした製品の実物を直接目で確認することは難しくても、
同じような大型プリンターがこのように展示されることで、大体の所用スペース等が確認できます。
この3Dプリンターでは建築材や家具等の印刷が可能で、今後は販売も予定しています。
コメントはこちら