「FilaFlex」という新素材を使用した、低価格帯の3Dプリンターが登場しました。「Lewihe 3D printer」は、Indiegogo社の製品で、
素材はPLA,ABS、FileFlex、LayWoodが利用可能です。
プリント速度は毎秒150mm、最大造形サイズは185×185×185mm、最小積層ピッチは50μmとなっています。
注目のFilaFlexという素材はスペインの企業が開発したものです。
「Lewihe 3D printer」は現在、indiegogoにて資金調達中で本体価格は499ドル(約5万円)となっています。
ソフトなゴム状素材の利用が可能となり、そうした日用雑貨や、靴、バックなどが、スキャンや3Dデータのダウンロードなどで、簡易に3Dプリントできるようになります。
クロックス仕様のサンダルや、靴、ハンドバックやオブジェなど、
これまでの個人用3Dプリンタに多いプラスチック素材だけではできなかった様々なアイテムの3D出力が可能になり、造形の範囲が大きくなります。
日本では拳銃などの危険物の3Dプリントなどもありましたが、3Dプリントは身近で安全な造形物のクリエイションに広い可能性を与えています。
海外の3Dプリンターは大型のものでも3万円で購入でき、その文化背景から学術的にも企業にも多く使われています。
今年日本の3大プリンター企業が本格的に3Dプリンターの販売にむけ、開発をはじめています。
オンラインでもヤマダ電気でも簡単に購入できるこうした3Dプリント機器の家庭での利用は、その素材の進化による多様性などにより、
今後もっと身近で生活に密着したものとなります。
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