世界中にどれだけの先天的、後天的に指や腕を必要としている人がいるでしょうか、そしてその義手をつくるのにどれだけ金銭的、精神的な苦労をするのでしょうか。
3Dプリンターで簡単に義手を作ることができれば、そういった困難も乗り越えられるはずです。Makerbot社のブログで、義手について書いています。
ロボハンドといわれるこの義手は手首の動きに合わせて開閉するものをつかめる人工の機械的な義手で、基本構造にケーブルで指が取り付けられています。
ロボハンドのほとんどのパーツは「Makerbot Replicator2 desktop 3Dプリンター」によって立体プリントされています。
ロボハンドのデザインファイルや、それに関する情報は、「Thingiverse」で見つけることができます。
ロボハンドの作成者となる人は、それによって利を得るビジネスをするのではなく、提供されたファイルから3Dプリンターを使ってそのロボハンドをプリントアウトし、
それを必要とする人に与えるのです。
ファイルをオープンソースとして世界中に公開している時代となりました。
成長期の子供には、成長に合わせてデータをすこし変えてプリントアウトすることもできるのです。
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