3Dプリントでは、最近あらゆる素材が使用可能となってきました。
今回取り上げたのは、粘土印刷です。
レンガ・陶器・彫刻・建設などの3Dプリントに利用され、イタリアのデザイナーでエンジニアのフランチェスコPacelliは
最近、挽いたコーヒーと粘土の混合物を使用することを可能にしました。
このように有機的な材料まで利用できるとなると、3Dプリントの将来はより想像を超えた可能性をもっているといえます。
Pacelliの研究は、セラミックスにフォーカスを当てており、このプロジェクトはフープと呼ばれています。
3Dプリントされた食品や、リサイクル食品廃棄物、セラミックス材料を使用しています。このビデオをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=WqaNquQEwEg#t=0
3Dプリントの段階で、従来の粘土よりも食品廃棄物系材料で正確な堆積を得ることができたこの実験は興味深いものといえます。
「コーヒーは材料が少なくノズルの通過によって影響を受けているので、単純な粘土よりも正確に堆積できました」”Pacelliは語った。
印刷処理の後、オブジェクトを太陽光にさらし乾燥させ、ローカルセラミックス実験室で9時間、1050℃のセラミック窯で焼成しました。
高温で有機成分が焼損及び粘土を硬化させます。伝統的なセラミックスと比較すると、最終的な焼成物は、非常に軽く多孔質となり、
今後カスタマイズされたデバイスを製造するために使用することができます。
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