リサイクルされている、ポストコンシューマプラスチックの量は1990年以降、毎年増加しているものの、
米国では、使用済みプラスチック廃棄物はおよそ3360万トンと推定されており、260万トンがエネルギーとして燃焼され、220万トンをリサイクルしています。
そして、埋立地にいく廃棄プラスチックは、28.9万トンもあります。
これまでにあらゆる素材を利用したフィラメントが数々登場しており、金属やセラミック、木材のものまでありますが、もともとリサイクルされた素材であれば、
安価で多少大型の造形物を製作するときにも、あまりフィラメントのコストを考慮しなくても大丈夫です。
レガシーフィラメント押出機は、プラスチックをリサイクルしている3Dプリンターのフィラメントを素材として利用したものです。
プロジェクトの一環として、アメリカの50の州で、国民がリサイクルのためにペレット、フィラメントを購入・使用することができるクレジットと、
それらを交換することができる3Dプリントサービスを提供しています。
3Dプリントは、その機械は特許が切れたことなどで、かなり安価なものが出てきていますが、リサイクルプラスティックによるフィラメントなどにより、
これから3Dプリントがもっと大衆的に多くの人々に浸透していくこととなります。
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