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Haierがエアコンを3Dプリンターで製造

Haierがエアコンを3Dプリンターで製造

Haier 3D printed air con

 

これまで、3Dプリンターの造形物のいえば、工業的には建築モデルやアクセサリー、医療モデルや小物などといったものを中心に作成、
造形されてきました。
また金型を使った金属部品なども広く作られています。企業や個人、または有名メーカーに広く利用され、
受け入れられている3Dプリンターの世界ですが、
今回は中国がエアコンという非常に親しみのある電化家電に3Dプリンターを利用しました。

クールな外観
Haierが、スタイリッシュな鱗パターンの、3Dプリントエアコンを発表しました。
2015年3月における中国万博では、Haierグループは、世界初のスタイリッシュな3Dプリントエアコンを発表しました。
その後、先週ドイツのIFAの展示会においては、魚の鱗に触発された豪華なパターンを持つエアコンを発表しました。
3Dプリンターを利用して作られた身近な家電製品として、世界の注目を集めています。

Haierは中国の多国籍企業といえ、家電や家電業界の巨人です。
世界博覧会で明らかになった、この3Dプリントによるエアコンは、一般的な3Dプリントのコンセプトの製品とは大きく異なっていました。

購入時に簡単なプログラムをインストールして使用する必要があります。
液晶ディスプレイも3Dプリントによるものです。全体には爽やかなカラースキームの青や白の外観です。
換気機能のボードも3Dプリントで、9月4日には、毎年恒例のドイツのIFAショーで発表されました。

 

 

発表されたエアコン
オフにすると、フロントパネルの表面上に見える明確な六角形のテクスチャーが閉まり、オンにすると、これらの小型のパネルが開いて、
ユーザーが選択した風の強さに応じて、完全に異なるパターンを表示します。
「風の方向が変化すると、パネルは波のように、変更されます。」とHaier担当は語ります。
世界企業Haier
3Dプリント技術は、この素晴らしいハイアールエアコンのあらゆる側面において使用されています。
専門家は、3Dプリントがちょうど一般的なケースによくある、スタイリッシュな部品に限定されていないと言います。

エアコンの分野で、3Dプリント技術が利用されたのは、これまででも珍しいことですが、
こうして実際に利用できる小型のエアコンがお隣の中国で開発され、
今後日本でもこれまでの3Dプリンターのフィールドのようにワンパターン化した造形物の作成だけでなく、
あらゆる電化、家電製品の製造に広く3Dプリント技術が用いられ、活用されるようになることが見込まれます。

 


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