コスチュームプレイは、この季節ハロウィンを連想しますが、日本でもアニメキャラクターの男女や、モビルスーツ、
ゾンビを元にしたコスプレが、東京を中心に全国的に広がっています。
海外でもこのコスプレは広く受け入れられ、日本のニューカルチャーとして、欧州でも同様のパーティーが行われるほどの人気です。
ハロウィンでの仮装も、年々仮装する人々の世代も広がり、その仮装にはユニークなものや、グロテスクなもの、
子供の喜ぶ昔から存在する伝説的な物もありますが、コスチュームの選択には、これから3Dプリンターが活躍する様子もあります。
アメリカのTalaayaは、ペニーアーケードエキスポ2013というイベントで3Dプリンターで作成した彼女だけの特別なボディスーツを着るという、
野心的なプロジェクトを立ち上げていました。
3Dプリントは驚異的で、正確さと速度、その技術などが求められます。
また、手動作成をしなければならないすべての仕事と微調整が必要になってきます。
Talaayaはこの3Dプリンターによるボディスーツに必要な個片の数十を印刷し、彼女のボディタイプでまた特別に作られた、
ダクトテープマネキンにフィッティング を試みました。
印刷にはZcorp4503Dプリンターが使われ、スーツの3Dマヤレンダリングに基づき、STLファイルに変換する必要がありました。
すべてのボディスーツのパーツは造形後、大規模な研磨が必要でした。これには非常に時間がかかるため、研磨電動工具を使用しました。
印刷、サンドペーパーなどによる研磨、その後の全体の微調整など、あらゆる3Dプリンターによる作業から始まること
細かな工程を経て、このボディスーツは完成しました。
これは本格的に3Dプリンターを利用してコスチュームを作成した例ですが、家庭用の3Dプリンターでスキャナーを使った人物の仮面等なら、
簡単に制作することができるため、今後のコスプレの際のオリジナル仮面作成にも3Dプリンターの利用が拡大しそうです。
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