
スウェーデンの芸術家ミカエル・ゲンバーグのムーンハウス・プロジェクトと呼ばれる、月に自己構築する家を配置するというアートワークが実現します。
15年前にスウェーデン宇宙公社は、月周回軌道への衛星を構築する計画があり、
2003年のゲンバーグのムーンハウス・プロジェクトは金融危機で実現しませんでしたが、現在このプロジェクトが再燃しました。
アメリカの航空宇宙会社Astroboticsの助けを借りて、2015年10月に月の表面に配置されます。
この家は靴箱サイズのパッケージに折り畳んで月へ飛ぶように設計され、3Dプリンターにより作成されます。
特別に開発された加圧ガスを用いたカーボン製の材料を使った生地の薄いシートによって作られており、
月でそれが約5分から15分で展開され、家は9平方メートルです。
ムーンハウスは現在75%まで完了し、プロジェクトの実現には、15百万ドルが必要です。
お金は2014年中にグローバル・クラウド・ファンディングで資金が集められる予定です。
ムーンハウスのサポーターには様々な報酬があり、誓約30ドルは、ムーンハウスの3D図面へのアクセスを得、
50ドルの貢献者は、実際に本物のムーンハウス内側に自分の名前が刻まれます。
384000キロという月までの距離は、ゲンズバーグによるとムーンハウスが1米ドルで25メートル月に近くなることを意味するといいます。
月における家の構築は、子供たちの宇宙への興味をより引き出すことになるでしょう。
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